
この記事でわかること
✔︎ 通信制高校へのよくある「10の不安」とその具体的な解決方法を紹介
✔︎ 通信制高校での学び方や友達づくり、進学・将来への道筋についてのリアルな体験談
✔︎ 通信制高校を検討している中学生や保護者が、安心して一歩踏み出すためのヒント
こんにちは!
一般社団法人 Teena Light(テーナライト)ブログ編集長の岡野です。
シリーズ第1回はお読みになりましたか?
まだ、「読んでないよー」という方は、そちらを読んでからこちらシリーズ2をお読みください!
シリーズ第2回は、「通信制高校への不安」についてお話ししていきます。
私自身、通信制高校(N高等学校)へ出願する前、たくさんの不安を抱えていました。
この記事では、実際に私が感じたリアルな不安10個をピックアップして、1つずつ解説していきます。これから通信制高校を考えている中学生、またはお子さんが検討している保護者の方へ、
少しでも安心材料になれば嬉しいです。
目次
【不安1】入学はできるのか?どのように入学する?転入・編入もできる?
まず大前提ですが、通信制高校は「新入学」だけでなく、「転入」「編入」も可能です!
- 新入学 → 中学校卒業後に入学するパターン
- 転入 → 今いる高校から途中で移ること(在学中)
- 編入 → 高校を一度辞めた後に入り直すこと
出願のタイミングや出願書類や入試試験があるか否かは学校によって異なりますが、私の場合、
【ネットから出願 → 書類提出 → 合否通知】という流れでした。
きちんと必要書類を揃えれば、難しい試験などはなく、誰でも挑戦できます!
注意点として、学校やコースによって面接や提出書類の内容が異なることがあるため、募集要項をよく読み、必要事項をリスト化するのがおすすめです。早めの準備で、スケジュールを立てることで安心して合格を勝ち取ることができます。

※面接・筆記試験は、高校ごとによって異なります。詳細は、各高校の「公式ホームページ>出願願書」からご確認ください。
【不安2】勉強についていけるか?どんな風に進めるの?
通信制高校は、自宅学習が中心ですが、
学び方はしっかりサポートされています。
例えばN高では、
- 動画授業(オンデマンド配信)
- 小テスト・確認テスト
- 質問できるサポートチャット
が用意されていて、自分のペースで進められました。
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば「自分に合ったリズム」で勉強できるようになります!
基礎的な勉強をしながら、自分が伸ばしたい分野や科目・課外活動などもすることができます。英語に重きを置いて勉強をする友達、ボランティア団体を設立して社会課題に取り組む先輩、学園の委員会活動に熱中する友達などさまざまです。

【不安3】友達はできるのか?
これもすごく心配でした。通信制ということは、学校に行くことがなくて友達できない、孤立。などと思っていましたが、オフラインでスクーリングとして年に数回行きますし、学校独自のコミュニティーやホームクラスがあるので友達は作れました!また、特定の趣味で繋がる友達もいました。
私が通っていたN高でも、
- イベント(オンライン・オフライン)
- 同好会・部活動(オンライン・オフライン)
- スクーリング(対面授業)
などで友達を作るチャンスはたくさんあります!
私も実際に同好会を立ち上げたり、スクーリングで出会った友達と交流を深めたりしました。趣味を通じてつながれる仲間もでき、思っていた以上に人とのつながりを感じられました。
【不安4】学費は高いの?
通信制高校の学費は、全日制高校に比べると比較的安い傾向にあります。
ただし、私立通信制の場合、年間で20万〜40万円ほどかかることもあります。
でも安心してください。
多くの通信制高校では、
- 高等学校等就学支援金制度(国の支援)https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm
- 県や市町村の補助金
などが利用できるので、負担は軽減されます。
実際、私も支援金制度を利用しました。
また、高校生からアルバイトは可能なので、していたりもしました。

【不安5】卒業できる?
卒業には「必要単位数」をクリアする必要がありますが、
- コツコツレポート提出
- 単位認定試験への取り組み
- スクーリング参加
これらを着実に積み重ねれば、確実に卒業できます!
「自分で計画を立てて、少しずつ進める」ことがポイントです。
【不安6】将来が不安
通信制に行く=将来が閉ざされる、なんてことは絶対にありません。
通信制高校卒業後も、
- 大学進学
- 専門学校進学
- 就職
など、幅広い選択肢があります。
私も大学進学を選び、現在は海外で学んでいます。
通信制に入学した後、「どのように行動するか」が将来を切り開くカギです。

【不安7】大学に進学できる?
通信制高校からでも、もちろん大学進学は可能です!
実際に、
- 国公立大学に進学した人
- 難関私立大学に進学した人
などたくさんいます。
私が在籍していたN高等学校でも、進学コース・大学受験コースがあったので、希望すれば専門サポートも受けられました!
また、総合型選抜などの志望理由書の添削や面接の練習なども無料で受けることもできます。
【不安8】偏見を持たれない?
正直に言うと、通信制に対してまだ偏見を持っている人もゼロではありません。
でも、社会全体で「多様な学び」を認める流れが強くなってきています。
面接や就職活動でも、
「なぜ通信制を選んだのか」「そこで何を頑張ったのか」を自信を持って話せば、
むしろプラス評価されることもあります!
【不安9】生活スタイルが不安定にならないの?
通信制高校は自由度が高い分、自分で生活リズムを整える力が必要です。
私の場合:
- 起床・就寝時間を決める
- 勉強時間をスケジュール化
- ToDoリストで可視化
といった工夫をすることで、生活が安定しました。
最初は昼夜逆転しそうになったこともありましたが(笑)、自分なりの方法で乗り越えました。その甲斐あって、今の大学生活は充実しています。

【不安10】課外活動はできる?一歩踏み出せるか?
通信制高校だからこそ、課外活動の機会は豊富にあります。
- ボランティア活動
- スポーツイベント
- オンラインプロジェクト
- 地域との連携イベント
など、自分の興味に応じて挑戦できる場があります。
私も地域イベントに参加したり、学校内のプロジェクトに応募したりして多くの経験を積むことができました。
初めの一歩には勇気が要りますが、「ちょっと気になる」と思ったら、迷わずチャレンジしてみてください。
まとめ
通信制高校を選ぶとき、不安を抱えるのはとても自然なことです。
でも、一つひとつの不安にはちゃんと乗り越え方があります。
むしろ、自分で選んだ道だからこそ、
通信制高校で得られる成長はとても大きいと、私は実感しています!
次回の【シリーズ3】では、
「通信制高校のリアルな1日の過ごし方」について、さらに具体的にご紹介していきます!
通信制ってどんな毎日なの?
自由すぎて何してるかわからない!
そんな疑問にもズバリお答えしますので、お楽しみに〜
では、また次の記事でお会いしましょう!